ヘッド一体型三脚

写真撮影用三脚の定番中の定番、HUSKYヘッド一体型モデルです。その質実剛健さと変わらないスタイル、確実な操作感で日本デビューから60年以上たった今でも絶大な人気を誇る三脚です。脚部と雲台が分離できる三脚がほとんどを占める市場のなかであえて一体型にこだわるのは、運搬時や撮影時に雲台が緩む心配もなく、分離型に雲台を別に装着するよりも軽量で剛性面でも有利だからという理由にほかなりません。

余計なギミックを排しユーザーメンテナンスも容易にした堅牢性と耐久性、ラック&ピニオンギアを備えた「使わない方がいい」などとは言えないしっかりとしたエレベーター、移動が多い現場でもすぐに肩に掛けられるようストラップが標準装備されるなど、常にプロカメラマンからの要求に応えながら鍛え続けられた三脚として信頼性は抜群です。

ヘッド分離型三脚

HUSKYの基本形は雲台との一体型ですが、多様な撮影スタイルに合わせられるよう脚部のみでも製品として販売されています。被写体によって雲台を交換したり、機内持ち込みのサイズ制約がある場合などに威力を発揮します。

脚パイプはカーボン全盛の時代にあえて厳選された最高品質のアルミ合金のみを使用し、高剛性かつ軽量というロケ時には不可欠な条件を両立させています。一段のパイプは専用の機械で加工することにより完全に一塊の金属から成り立っており、この製法はカーボンパイプでは不可能です。接着が割れたり剥がれたりといった心配は一切なく、耐久性も信頼性も優れるのは明白です。それでも実際の重量は他社アルミ製三脚よりも軽く、カーボン製と比較しても大差のないほど軽量に仕上がっています。

HUSKY3Dヘッド/一脚

3ウェイ雲台の定番中の定番としてプロカメラマンから絶大な信頼を得るハスキーヘッド。スッと動いてピタッと止まる、文字で書くと簡単ですが、実現できている雲台はごくわずかです。各ノブ・パン棒は力を入れて締める必要はなく、手首を返すだけで充分な固定力があります。また構図を決めてからぐっと締め込んだときのズレが極小であることも使いやすさに大いに貢献しています。

HUSKYセミショート4段の脚部を1本、ほぼそのまま使用した一脚です。三脚が使えない場面や手持ちの補助として用途は広がります。余計なギミックを排した堅牢性と耐久性は、60年以上の時間にわたって鍛え続けられた三脚のバリエーションとして信頼性は抜群です。

HUSKY KIRK Model

HUSKY三脚・雲台を既に世界標準となったアルカスタイルで運用するため、KIRK Enterprise Solutions(KES)社に特別発注のクイックリリースクランプを装備したモデルもご用意しています。トッププレートの製造段階でコルクシートを貼らず、回転防止ピンを埋め込めるよう加工してあります。HUSKY・KESそれぞれが正式なコラボモデルとして公認していますので、もちろん保障もメンテナンスも心配ありません。

クランプは2.6インチのQTT-HUSKY専用モデル。KES社がHUSKYのためだけに生産しているモデルで、固定ネジ穴は最初から1/4インチで作られています。正面と左右に90度ずつ回転可能で、それ以外の角度にはセットすらできずクランプが不用意に緩んでしまうこともなく、方向を変更する際にも工具は必要ありません。